2月1日

ちょうど4年前のこの日。16歳になる長男の中学受験。親子でドッキドッキの緊張の一日だったのを覚えてます。
5時起きして作ったお弁当を途中の車内に忘れてきてしまい、急いでコンビニに走ったコトが懐かしい。

私立中学に行きたいと言い出したのも彼で、志望校も彼自身が決め、私は塾の送迎とお弁当を作ってるだけ。そして何かのお間違いで御三家と言われる学校に合格。
4年間欠席は一度もなく毎日片道1時間半掛けて通学しています。


そして、また2月1日を向かえています。
今日は長女11歳の受験です。


彼女も自然の流れのように中学受験をすることになりました。
兄の経験から、同じく本人任せ。
彼女の希望は『自宅から近い共学校』。
塾の先生からは何度も『お兄さんとの釣り合い、ブランドを考えてください』と言われたけれど、当の本人は聞く耳は持ちません。

まぁ行きたい学校があればそれでいいかな…って私も納得。


しかし、中学受験そんな甘いものじゃなかったのです。
ゆとり教育』の反動で今年は受験生が激増。
長男の時には『抑え校』としか思っていなった学校が軒並み偏差値が上がってます。
10月の段階の模試の合否結果は30%。
しかも、それ以下の数値は出してないから実際はもっと確率低いのです。


さぁ、どうする?
私は一気に『教育ママ』に変身しました!
10月の荒川100kmでマラソンはプチ引退。
時間と気力の全てを彼女に注ぎ込むことにしました。彼女も私の激変ぶりにびっくりし、同じく目の色変えて勉強始めました。
そうしたらね…苦手だった算数、偏差値40台しかなかったのが最後のテストでは60台に!塾でもトップクラス。
『やる気』って本当に大事なんですね。


そして、1月末の第一志望だった学校に無事合格。
その学校を第一志望にした理由は彼女曰く『鯉がいるから』だそうです。
彼女は獣医師になりたいのですが(夢だけはデッカイ)とにかく生き物が大好きなんですよね。
小学校でも飼育委員長で休み時間はほとんど飼育小屋で過ごしているらしいです。

この学校を受験してる間の待ち時間に私は周りをぐるぐる走ってました。
その日はすごく快走出来たんです。
親子って似るんですかね?彼女もその日の試験すごく出来たらしい。
この『絆』何だか不思議ですよね。


なので今日は記念受験?です。
午後からは親子面接もあります。
私の本音は今日の女子校の方が気に入っているので、合格したらこっちに行く!って言い出してくれないかちょこっと期待したりしています。


結果はどうあれ、とりあえず今日で教育ママは終わりです。
これもいい経験でした。
頑張ること、諦めないコトを彼女は教えてくれました。
二人の子供、私の宝物。