秋晴れの気持ち良い一日

今日はすごーく気持ちいいお天気でした。
澄んだ青い空を見上げるとギリシャで見たあの空を思い出します。

この秋空の中、今日はレースに参加してきました。
スパルタスロン出発前に申し込みしてあった『東京国際女子マラソン』です。

今年で最後らしいとの噂があったのでそれならばと勢いだけで申し込みしました。
今回は申し込み者が多く155人もの人が足切りにあったとか…。
私はラッキーなことに持ちタイムぎりぎり(3時間27分16秒)で走れることになりました。
私の後ろはあと10人しかいませんから。


東京国際女子マラソンに参加したくて頑張って資格を取ったのに足切りにあったお友達の分も頑張らなきゃです。

けれど、実際にはスパルタスロンの筋肉疲労の影響かキロ5分で走ると両足の膝から下がどんどん痺れて感覚がなくなっていくのです。
頑張らなきゃ!という気持ちはあっても、練習はほとんど積めないままに今日を向かえてしまいました。


目標はもちろん『完走』それだけ。
関門は5kmごとに設定されていて、25kmまでは25分/5km(5分/km)、〜35kmは26分/5km、〜40km/27分で通過しないといけません。

そして競技(ゴール)は3時間35分で終了です。

とにかく1つ1つの関門を突破することに集中です。
スタートしてから5km→24分を切って走ってしまいました。
ヤバい。落とさないと後半エライ目に合います!
しかも、もうすでに右足の膝から下が痺れ始めました。
ひゃぁ〜こんな状態でいつまで私の足は持ってくれるのでしょうか?

それからは10km→24分47秒、15km→25分20秒、20km→25分21秒、25km→25分11秒通過です。

25kmの関門で係員のオジサマが『あと30秒!』と大きな声で叫んでいます。

ふぅ〜っ。間に合った…。
でも気を抜くことは出来ません。
次はキロ5分10秒で走らないと。
右足は痺れがどんどんひどくなり、まるで自分の足じゃないような感覚です。

けれど前半は向かい風がほとんどでしたが、後半は追い風を受けることが出来て少し気持ちにも余裕が出来ました。

そして、30km→25分15秒、35km→25分41秒で通過。

さぁ、ここからがフルマラソンの壁と言われている35kmです。
しかもこのコースの一番の難所と言える上り坂が控えています。

そんな辛くて辛くて大変だったはずの坂ですが、苦しい地点だと知ってる人が多いのか、たくさんの応援がありました。
しかも、お友達ランナーがたくさん待っててくれて大きな声で応援してくれました。
その応援に応えていると…あれっ…坂道終わっちゃった?みたいな。

まぁねぇ、スパルタスロンのコース表では30mの坂は高低差として扱ってもらえないくらいだもんね。

それでも40km通過を26分46秒かかりました。
私って、何て制限時間を有効に使うランナーなんでしょうか。

さぁ、ここまで来たらもう後は国立競技場のゲートをくぐるだけです。
残りはたった2.195km。
何としてもあの場所に戻りたい!

右足には給水ポイントごとにお水をかけていましたが、ここにきても感覚は戻ってきません。
痛みがあるならむしろ良いのですが、こんなにも感覚ないと私の足外れてんじゃないの?と思ったくらい。
でも、ちゃんと付いてました♪

最後は11分17秒でカバーし、3時間33分30秒でゴールしました(→あと3秒遅く走ってゾロ目にしておくべきだった!)

あぁ〜、国立競技場に帰って来れたぁ。
嬉しい♪

ゴール後にタオルを掛けてもらうのですが、回りの皆さんは倒れ込む人がたくさんで、担架で運ばれている人も。
私は係員のお姉さんに『あなた元気ねぇ〜』と。

ペースが遅かった分、心肺機能はほとんど使ってない状態だったので、パワーだけは最後まで楽ちん♪だったのです。


途中気温が高くて暑い為に脱水症状でフラフラになりながら走っている人を何人か見ましたが…スパルタスロンは今日の倍近い気温38℃だったからでしょうか、私は余り暑さを感じませんでした。


たくさんの応援を受けて、走りやすい環境を用意してくれた大会関係者の方達、そして一緒に42.195kmを走った皆さんのおかげでとっても楽しい1日を過ごすことが出来ました。

皆さんありがとうございます。
さぁ、美味しいお酒を飲みましょう♪♪♪


それから、テレビの放送で5km手前くらいに松田千枝さんを紹介する場面があったのですが、そこで一緒に走っていた私が15秒くらい映ってたそうです。
先ほどビデオで確認したら…ちょっとおデブでした(笑)
これも良い思い出かな〜。