神宮外苑24時間チャレンジ

今日はクリスマスイヴ…まだベッドの中でゴロゴロしちゃってます。
自分が走った訳でもないのにこの全身疲労はなんでしょう。
お部屋の窓からは暖かい太陽の陽射しが差し込んできます。あったか〜いってなんてしあわせなことなんでしょう♪


今回の24時間走私の知っている限り過去最悪の天候でした。雨と風そして寒さ。
この寒さの中で24時間闘い続けた選手、サポート、スタッフの皆さん…いやぁもう大変だったよね!
壮絶でしたよ。

そろでも記録に向かってただひたすらに気力を振り絞り走り続けるランナー、眠気や寒さで身体がふらふらになり蛇行しながらでも走り続けるランナー、傘を差しながら一晩中歩き続けたランナー。
私ならどうしてたかなぁ…。
走るのもやめるのも大きな決断でしたね。
気持ちが切れるともう前へ進めない。

そして私はレース終了1時間半前に大きな決断に迫られました。
私が個人サポートさせてもらっていたAkikoさんは寒さから来る低体温で身体が動かなくなり1周(1326m)を20分以上かかるようになっていました。
もう平衡感覚は壊れておりいつコースから外れてしまうかわからない。
交通量が多くなってきて危険性が高い。
この時点で女子一位は確定していたこと。
200オーバーが難しい状況になっていたこと。

何よりこのまま続けていればコース上のどこかで倒れ伏してしまう危惧があった。

「Akikoさんもうストップしましょう」


彼女を最後までコース上にいさせてあげられなかった。
あんなに闘ってたのに。
あんなにがんばってと言い続けたのに。
走らせてあげられなかった。

そして私がAkikoさんの着替えを手伝い終えたら、もう一人サポートさせてもらっていた中村さんもテントに入ってきて「ここでやめるわ」と!

ただ中村さんの顔には十分過ぎるくらいのやり遂げた表情が見られたのが何よりの救いだった。


私の24時間走もこれで終了。

私は自分自身で走る24時間走もサポートする24時間走も全くダメダメだ!

なっちゃいない。

でもこの「やり残しがあるから」またしばらくしたら性懲りもなくまたチャレンジしてしまうのだろうけど。