雁坂峠越え秩父往還

9月14日6時スタートで『第11回雁坂峠越え秩父往復還』が行われました。

143kmのコース(甲府市川越市)を制限時間24時間で走るこのレース。途中で日本三大峠と称されている標高2082mの雁坂峠を越えるという大変なウルトラレースです。


私は今回はランナーとしてではなくスタッフとしてこのレースに行ってきました!
CP7・110.2kmの西吾野駅付近にあるロックガーデンカフェでのエイド担当です。

走ってみたいなぁ〜という気持ちも大きかったのですが、トレイルが含まれているこのコースはまだまだ力不足。
なのでエイドサポートをさせていただきました♪
エイドではミネストローネスープ、うどん、お茶漬け(鮭・梅)を出したのですが、これはロックガーデンカフェの若夫婦が作ってくれたのでめちゃくちゃ美味しかったです!
このエイドにはトップランナーの3人が18時55分に到着し15日5時の関門閉鎖まで100人を超えるランナーが通過されました。
エイドで『まだ来ないかな?』『あの姿はランナーじゃない?』と遠くに目をこらしたり、じっと待っていられなくてエイドの先まで探しに行ってしまったり、首を長〜く長〜くして待ちます。
そんな中、遠くからランナーが装着しているライトがどんどん近付いてくるのを見つけると『来た来た来たよ〜!!!』と叫び、エイドに元気に入ってくれる姿を見ると胸が熱くなります。
深夜に雨が降ってきてずぶ濡れで到着されたランナーの方にはエイドで少しでも長居をして欲しいような複雑な気持ちにもなります。
身体に鞭打つように立ち上がり『行ってきます!』とエイドを離れるランナーを送り出す時には『どうか無事に完走出来ますように…』と思わずにはいられませんでした。


レースが終わり今思うことは、サポートという立場で参加させてもらい本当に良かったです。
もちろんサポートしている間は予期せぬことが次々起こったり、後から思えばあぁすれば良かった、こうしてあげるば良かったんじゃないかといっぱい浮かんでくるのだけれど、こんなに充実した時間を送ることが出来たことを感謝したいです。

閉会式で主催者であるスポーツエイドジャパンの舘山さんがおっしゃった言葉『豊かな時』…ほんとその言葉通り、他では味わえない豊かな時をたくさん過ごすことが出来ました。

参加されたランナーのみなさんからたくさんの『ありがとう』の言葉をもらったけれど、私からもお一人ずつに『ありがとう』と伝えたいです。

来年はランナーかな?またサポートしようかな?迷いますね。
良い大会なのでいつまでもいつまで続けて欲しいです。