おんたけ

今年の夏はどこにも遊びに行く予定も、実家に帰省する予定もなし。

なので、この3連休が私の唯一夏休み。

で、おんたけウルトラトレイル100kmに参加してきました!(実際はコース変更で105kmだったらしい)
やっぱり、気が付けば走りとセットの夏休みか。
(一昨年は札幌→北海道マラソン、昨年は山形→鶴岡100km)


でも…こんなに、こんなに激しく激しく、疲れたマラソンはないかも。おもしろくな〜い!

これは、夏休みの行事とは言えないよ。

スパルタも辛かったし、ハセツネもきつかったし、夢の島も泣きながら走ったけど、このおんたけのようなウルトラトレイルレースは初めて。
トレイルなの?ウルトラなの?
いやいや、これは修業だ!
もう早く、一分でも一秒でも早く終わりにしたくなるくらい。
なんじゃぁこりゃーみたいな悪路続きデシタ。

18日深夜零時にスタートしましたが、夜走るレースなんて、面白いと思った!のも最初だけ。

聞きしに勝るすごいガレ場。
足はボロボロになり、酷暑で干上がり、お肌はガサガサ。

1週間前に転んだ時に痛めた右膝も、悲鳴を上げっぱなしだけど、それがなくても、ゴロゴロとした石の上をずっと走るので、足の裏に突き刺さり、穴空いてる?って思ったほど。もちろんトレランシューズを履いてたのに…。
最後まで転ばなかったのが奇跡でしたね〜。
宙を待ったのは数知れずですが…。


でも、このレースは、どうしても完走しなくっちゃいけない『理由』があったのです。

その『理由』にどれくらい自分がこだわれるか。
その自分の意志の確認の為に、走り続けたのかも知れません。


16時間半近くかかって、やっとゴールでした。はぁ。

デモ、なぁんと年代別で3位。
おばちゃんで良かったぁ。

終わった後はサッサとお家に帰る予定でしたが、疲労困憊で帰る気にならない。
なぁ〜んにも考えないで、とにかく眠りたい。


急遽、木曾福島にお泊り決定!
しかもとってもステキな温泉のお宿に泊まることが出来ました。

一泊朝食で12000円でしたが、頑張ったご褒美だもん、いいよね。

夜はチェックインが遅かったので夕食の用意が宿では出来なかったので、町の美味しいお料理屋サンを紹介してもらいました。

釜めし屋サンだったのですが、鰻釜めしが超美味しい。
もちろん炊き上がるまでは、ビールと地酒とお肴で一人乾杯です。

帰る頃には夜空に花火が…。
高台にある高校の文化祭の花火だそうです。
なぁんか疲れたことをすっかり忘れてしまいました。
一人で夜の町をお散歩。
足湯があったり、川の流れただじっと見てたり。
色んなことを考えました。


私って、一体、何?
ちゃんと、進んでる?
こんなに生き急いで大丈夫?


もう、旅番組のような女一人旅です。


翌朝は早起きして朝風呂。
幸せ。
そして、いっしょにレース参加したnaoちゃんと合流して、美味しい朝食。ご飯がめちゃくちゃ美味しくて2杯もお代わりしちゃった。

そして、木曾福島の小さい町を散策し、地元名産のお菓子や地酒を買い込みました。

せっかくなので、足を延ばして『妻籠宿』へ。

タイムスリップしちゃうよね。
心も体も。



私は出来れば、昨夜見た花火のように、バァーンって上がり(小さくてかわいい花火)、パッと消えちゃいたい生き様願望なので、あともう一つ頑張ってみようかなぁと思ってます。


夏休み終了〓