今年も神流へ

11/7、第2回神流マウンテンラン&ウォーク・ロング40kmの部に参加してきました。

去年参加して、とっても楽しかった大会ですが、、やっぱり神流は期待を裏切ることなく、さらにパワーアップした素晴らしい大会でした。

今回はもっと楽しもう!ってことで、前日の山村体験の「そば打ち」にも参加。

ほとんど見ていただけですが、やっぱり打ったばかりの蕎麦は美味しい(o^〜^o)

そのあとは、鏑木さんのセミナー。去年よりお話も上手になってた気がします。やっぱりプロになると違うのかな。


そして、お待ちかねの「前夜祭」。去年より前夜祭に参加した人数が倍くらいに増えていました(400人くらいかな?)。
会場である小学校の体育館内は人がいっぱいです。
2階席まで作られていました。
去年参加してお友達になった人はどこにいるんだぁ?ってカンジ。
ちょっと人数に圧倒されて何となく落ち着かない。

でも、食事は町のおばちゃん達が作ってくれた郷土料理がたくさん並んでいます。
これが、美味しくって!

いんげん豆と凍り豆腐と鮎の塩焼き、味噌ジャガ芋、赤飯、おから、すいとん、うどん、蕎麦…私の好きなものばかり!
食べた〜、食べた〜。

実は三日前からずっとお腹の調子が悪くて下痢Pだったんだけど、食いしん坊の私としては、こんなに美味しくて心がこもった手作り料理を我慢するなんて無理。
そのかわり、お酒は乾杯だけで我慢しました。
ビールに日本酒、ワイン、焼酎と飲み放題だったのに、残念〜。


お泊りは去年と同じ「みかぼ高原山荘」。
やっぱりここでも参加者が多いせいか、去年は3人でこじんまりと個室に泊まったのですが、今回は11人の大部屋へ。
修学旅行みたいで、おしゃべりしながら「明日何着るの?」「お水どれくらい持ってく?」など準備も楽しめます。

22時にはおやすみなさ〜いです。

そして、レース当日。
鏑木さん曰く、「今日はレースをしないで下さい。楽しんで下さい。でも、真剣に楽しんで下さい!」と。

最近はトレイルランの練習もロードランも全くしてないし、週末に山登りに行くだけ。
しかも、捻挫したところは体重がかかる下りでは痛みがあります。
去年のタイムは6時間を切れましたが、今年はプラス1時間かなぁ〜と予想。
こうなったら、鏑木さんの言葉通り遊ぼう!って思いスタート。





しか〜し、第1CPを過ぎて、西みかぼ山の下りで思い切り転倒!
またかよ〜。

CWXのパンツが思い切り割けました!過去最高の破れ方でしたね。
しかも擦り傷でヒリヒリ、イタイタ状態。

でも、ここでリタイアするわけには…。
だって、まだ登りの辛いのしかやってないんだもの。

そこからはゆっくり慎重に進み、去年走った林道もほとんど歩きました。
その分、めちゃくちゃ綺麗な紅葉を楽しみ、エイドではコーラをごくごく飲み休憩!


後半になるほど、本当に極上のふかふかトレイルでした。
なんだか、うれしくって、楽しくって、自分の走りに酔えます。
おもいっきし酔っ払いましたヨ。
こんな気持ちいいトレイルコースを作ってくれた鏑木さん、神流町の皆さんに感謝ですねっ。



山から出て、町に入ってからは、たくさんの神流町の皆さんが待っててくれました。
ハイタッチをいったい何人の方と交わしたでしょう。

今回のゼッケンには自分が呼んで欲しいネーミングを書くことが出来たのですが、私は「ぴの」と書いていた為、「ぴの〜頑張れ」「ぴのちゃん、もうちょっとでゴールだよ」と声を掛けてもらい、ほわ〜わわ〜んと涙が出てきました。

そしてゴール直前には鏑木さんがハイタッチで待っててくれます。
その鏑木さんの笑顔が本当に嬉しそうなんです。
いいよなぁ。
この神流の山々を無心に駆け抜け、癒され、強くなった鏑木さん。
その神流の町起こしの為に、そしてたくさんのトレイルランナーを喜ばしてあげようという熱い思い、ビンビンに伝わってきます。



6時間10分2秒。
もっともっと走っていたかった。
また来年…。