シビレマシタ

秩父夜祭に行ってきました。

埼玉に住んでもう13年余りになりますが、一度も行ったことがなかった秩父夜祭
でも、今は大好きな武甲山の神様のお祭りとなれば行かないわけには…!

この秩父夜祭は、武甲山男神秩父神社の女神が一年に一度の逢瀬をするという伝説があるんですって。ドラマチック。

でもお祭りそのものは、日本三大曳山に数えられてるとだけあって、迫力と伝統と絢爛たる、素晴らしいお祭りでした。
また、冬空に浮かび上がる大輪の花火にもうっとり。

この日は、21万人もの見物客が訪れたので、人、人、人がいっぱい〜。
6台の屋台・笠鉾が出たのですが間近で見ることも、花火の見えやすい位置に移動するのも一苦労。
桟敷席は8千円もするらしいですよ。

そしたら、なぁ〜んと武甲山トレイルの大会でお知り合いになった方にばったり。
しかも、知人宅の2階のベランダから見学しているから、いっしょにどうぞ…って誘われました。
一気に特等席へ!

この方から、お祭りの色んなお話を聞かせてもらい、ますますハイテンションになり、曳き手の「わっしょい」の掛け声や動きに合わせて、私も「わっしょい」「わっしょい」と、ノリノリしちゃいましたよ。

素敵な夜にシビレマシタ〜。
また来年も行きたぁい。


そして翌日はさらにシビレてきました。

天覧山に岩登りの練習へ。

さすがにクライマーになる予定はありせんが、やっぱり一人前の山女になるためには、岩登りの技術も必要です。
日本にも岩を登って行かないと山頂にたどり着くことが出来ないお山もありますからね。

もちろんザイルの扱い方から全て初めて。
結び方やら、登る姿勢やらは先生に教えてもらいます。

さぁチャレンジ!
先生を見ているとサッサッ、サッサッと軽々登って行きますが、私は何度も何度も「どーしたらいいんだぁ」って感じになり、わずか10mくらい?の岩登りなのに、なかなか登れません。…想像を超えるくらいシビレマシタね〜。

でも、恐いと思うと足も手も上がらないので、とにかく慎重&大胆に「えいっ!!!」と上へ、上へ。

そして、下から見上げた時、こんなの無理って思ってたところへ登れると充実感に浸れます。

他の練習している人からも「あの山ガール(でも山スカも邪魔だから脱ぎ、長く伸ばしていた爪も短く切りましたよ〜)は大丈夫かい?」的な視線いっぱい。
たくさんの人に見守られながら、登り着いた時は「やったぁ!(^_^)v」と思わず声を上げちゃいました。周りも拍手〜。

そして、二度、三度と繰り返しているうちに、短い時間やちょっと大変な岩場も上がれるようになってきます。
何でもやってみないと分からないよね。



刺激的な二日間。
人生には時にはスパイスも必要なのかな。