二子山
埼玉には二つの二子山があります。
一つは秩父からすぐの二子山、もう一つは群馬県との境に位置する奥秩父の二子山。
名前の通り双耳峰、山頂が二つある山ですが、私が親しみを感じているのは、やっぱり秩父にある二子山。
秩父といえば武甲山なんですが、その脇にひっそり仲良く並んでる二子山は、見ていてとっても微笑ましいのです。
初めて二子山に登ったのが一昨年の6月だったので、あれから一年半。また登りに行ってきました。
芦ヶ久保をスタートし、二子山・雌岳までは急登が続きますが、とても静かな道なのと、登山客も少ないので、自分の世界にどっぷり浸れます。
雌岳、雄岳と二子山に登頂し、少し下ったところで、おにぎりタイム。
武甲山や秩父の町が見えるベンチに座っていると、自分が今ここでこうしているのが不思議な気持ちです。
山登りを始めたきっかけが「武甲山」だとしたら、山を大好きになったのがこの「二子山」。
まさかここまで山好きになっちゃうなんて自分でもびっくりですが(笑)
二子山を後にして、焼山、武川岳、妻坂峠、生川、ゴールの横瀬駅へ。
途中で武甲山の真横の姿が見えます。
半分が削られ、半分だけが残っています。
痛々しい姿。
もし削られなかったら、もっともっと素晴らしい山だったに違いありません。
一度壊れたものは、元に戻らない。ならば残ってるものだけでも大切にして行きたいですね。
横瀬駅の近くから、さっき登った二子山が見えます。
ほんと、かわいい。
いつか、もう一つの奥秩父の二子山にも行ってみたいな。
こっちはかなり難しい山なのでもっと山修業しないと。